5月17日三社祭その2(工事中)
| 祭りの最終日の朝、。ぴっぐは事もあろうに浅草のカラオケ屋におりました。前の晩から大騒ぎして、ふと時計を見ると朝の5時過ぎ、「あ、そろそろ宮出しの時間だ。浅草を離れる前に、ぜひ三社の宮出しを見ておきたい!」と勇んで店を出て、浅草寺へと向かいました。 浅草寺に着いてまず驚いたのは、警官隊によって築かれた厳重なバリケード。「このバリケードの向こうには、担ぎ手以外は入れません」というものなのだとか。それにしても、祭りの割に何やら雰囲気が物騒です。 バリケードの向こうを覗くと、いるわいるわ。まだ6時前だというのに、祭り半纏を着た担ぎ手の人の波。波の向こうにかすかに見える神輿の姿。時々バリケードの隙間から入り込んだ、一般の方の姿も見えます。 ぴっぐもドサクサに紛れてバリケード内に潜入。神輿は3つしかないのに、こんなに人がいてどうするんだろう?と不思議に思っていると、6時の場内アナウンスと共に、わーーーーっと宮出しが始まりました。 人垣が邪魔で良く見えないのですが、背伸びしながら覗いてみると、どうやら、神輿をめぐって大変な騒動が巻き起こっている模様。警察の車から「喧嘩はやめなさい。神聖な儀式を汚すような、喧嘩は今すぐやめなさい」というアナウンス。「やめなさいって言われて止められるんなら、始めから喧嘩しちゃいないよな」すぐ側で傍観している担ぎ手姿の叔父さん達が、くすくすと笑い合っています。もっともだ(~_~;)。 祭りの実行委員のスピーカーからは、「三の宮の上に乗ってる奴、下りろ!!!乗り過ぎだ!!!」と、世話役の方が怒鳴り散らしています。見ると神輿の上には、強面の体格の良い男が何人も上っていて、神輿が重みで担ぎ上げられずに地面に降りたままになっています。上の男達は「ほうら右上げろ」などと威勢良く担ぎ手に指示を出しているのですが、どう見ても、「まずおまえが下りろ」と言いたくなるような状況です。それでも根性なのか勢いなのか、しばらくすると担ぎ上げられるのですが、もの5分と経たないうちに、また沈んでしまいます。「神輿には神様が入っているはず。上に登って良いものなの?」「なんであんなに喧嘩があるの?」「どこからあんなに大勢人が集まるの?」謎だらけになりながら、とりあえず自宅に戻りました。 この日NHKのBSで、「実況中継日本のまつり」と題して、午前10時ころから有った番組を見たのですが、祭りの実行委員会の会長さんの弁によれば、最近浅草44ヶ町の外からも、三社の神輿を担ぎに様々な神輿の同好会がやってきて、神輿の棒をめぐって抗争を繰り広げたり、我先にと神輿に乗りたがったりするらしいとのこと。会長さんも「はっきり言って、歓迎はしていないんです」と憮然とした口調で訴えておられました。 街に根付いた祭りの良さがなんだかぶち壊しにされているような気がして悲しいエピソードでもありました。 |
人並みの向こうであまりの重さに持ちあがらず沈んでしまう神輿がかすかに見え隠れしています。 |
宮出しが終わった後の神輿蔵。この蔵が空になるのは年に1回、祭りの日の数時間だけ。 |
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宮入へ向かう、各町会の提灯の列。 |
夕べの徹夜の分、昼間たっぷりと昼寝して、ボーっと寝ぼけた頭の中が動き始めたのは夕方前。ぴっぐの住む田町聖横町会に二ノ宮がやってくる時間になっていました。慌てて出かける準備を整えて、家を出て、とりあえず町会の詰所へむかうと、ついさっき隣の町会からの引渡しが終わったばかりだとか。となりの路地には、もうすぐやってくる神輿を見ようと、人が出始めています。 旦那にせがんでムービーを回してもらい、祭りの様子をビデオに収めなが神輿の後を追いかけました。 |